中国環境汚染の実態と奇形の原因!NASA発表データとは?

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最近ではニュースでも頻繁に中国の環境問題が報道されていますがこれはすでに他人ごとと無視できない状態になっていますね。

 

ちょうど、激変する中国に住んでいたので、経済成長とともに汚染されていく状況を目の当たりにしました。

 

大気だけではなく、水質もかなりやばい状態です。

 

 

今回は中国で見聞きしたエピソードを交えながら

  1.  中国環境汚染の原因は?
  2.  中国環境汚染の実態(大気汚染と水質汚染)
  3.  中国環境汚染で奇形も?

についてお伝えします。

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中国環境汚染の原因は?

高度成長のさなかにいる中国。

 

PM2.5などによる大気汚染は増え続ける工場の大量生産で排出される有毒な物質を含んだ排煙が原因とよく言われます。

 

確かに中国国内で安い粗悪な燃料…石炭や練炭、石油、灯油などが良く出回っています。

 

 

環境対策が施された燃焼設備は高いしメンテナンスも大変。

当然コスト至上主義の工場が多い中、環境対策をケチって生産をする工場の方が多いのです。

 

 

ちなみに北京は常に霞みがかっています。
こちらの北京マラソンの映像をご覧ください。

 

ファッションセンスも独特ですが(^^;;

 

 

日本もその昔、高度成長期には似たような問題で公害問題がありました。

もちろん、規模は日本の比ではないですが…。

 

 

しかし中国には工場以外の問題がかなり大きいのです。

それは暖房や風呂など家庭向けボイラー系統に使われる燃料です。

 

中国の北方はやはり寒い。

北方というのは中国の長江以北の事。

 

 

原則設備を許可されているのは長江以北でした。

 

 

暖房設備はもちろんエアコンではありません。(エアコンが無いわけではないですが…)

部屋にはパイプが通っていて蒸気や熱湯を通して温めたり、石で作られた床の下に煙を通して部屋を暖めるカン(オンドル)を使っていました。

 

農村部は今でもそうです。

そこで石炭、練炭を大量に使うわけです。

 

 

天安門事件の翌年1990年冬の夜、友人たちと夜遊びして遅い時間に天安門広場を歩いていた時、あたりのオレンジ色の街頭がまるで霧に包まれたようにぼんやりしていて、ロマンチックな雰囲気になっていたのが印象的でした。

 

 

でもそれはロマンチックなんかではなく、空気汚染はすでにそのころから始まっていたということなのです。

 

当時はまだ長安街を大量の自転車が走っていたころのお話しです。

そして、今でも家庭での状況は変わっていないようです。

 

 

つい先日も取引先のご家庭でまもなく小学校に上がると楽しみにしていたお子さんが亡くなったと訃報が届きました。

 

原因は暖房とお風呂を沸かすボイラーから流れ込んだ一酸化炭素の中毒死。

燃料は練炭。

 

 

よくある事故だけれど、両親の悲しみは大きく、悲しむ姿は痛ましかった。

 

 

2015年クリスマスイブにNASAが中国の大気汚染原因を公表しました。

それによると、主な原因は石炭の燃焼によるものだと。

 

NASAが11月30日に撮影した衛星写真は衝撃的です。

写っているのは北京から南西方向に延びた厚いスモッグです。

 

 

特に北京から中原(陝西省のあたり)までがひどく都市部上空を完全に覆いかぶさっているのです。

 

硫酸塩エアロゾルが主な成分でした。

石炭の燃焼で発生する物質なので、石炭に起因することが分かったのでした。

 

 

また、90年代以降の急激な自動車社会の発展も原因に挙げられます。

 

90年代初旬は職業で運転免許を持つ人くらいで自家用車は非常に少なかった。

ところが今や3億人をかるく超える中国人が運転免許を持っているわけです。

 

 

自動車保有台数を見ると大きな伸びです。

  1.  1990年  1,476万台
  2.  2000年  6,000万台
  3.  2010年 20,706万台
  4.  2013年 25,013万台

データを見れば一目瞭然です。

 

 

車に使うガソリンの不純物の混じった粗悪なものも少なくありません。

 

車のエンジンだってちゃんと訓練を受けたエンジニアが修理しているわけでもなく、黒煙を上げて走る車は今でも多いです。

 

 

急激に増加した自動車から粗悪なガソリンからつくられる排気ガスが大気中にばらまかれるわけですから大気汚染が一気に加速するのは至極当然と言えることです。

 

中国環境汚染というと、PM2.5を含む大気が日本にも流れてくることで大気汚染に目が行きやすいです。

 

 

しかし、実際は大気だけというわけでない事は容易に想像がつきます。

その実態は?

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中国環境汚染の実態

中国の環境汚染は大気汚染、水質汚染、土壌汚染、砂漠化、地下水汚染、温暖化など様々です。

 

 

大気汚染

中国の大気汚染の主な成分は何でしょう。

PM2.5って本当はなんのことでしょう?

 

汚染の成分で良く見かけるのが微粒子状物質、二酸化硫黄、窒素酸化物、多環芳香族炭化水素類です。

そして微粒子状物質がMP2.5やPM10と言われるものです。

 

 

PMの後ろの数字が粒子径なのですが小さいほど、呼吸器や循環器に悪影響をきたします。

肺がんの発症や死亡にも因果関係があります。

 

 

汚染の成分とされるこれらの物質はどれも石炭の燃焼また不完全燃焼で発生する物質です。

 

発癌性にも大きく関与しています。

 

 

現にぜんそく患者の増加、発がん率の増加傾向が顕著になってきています。

特に2013年1月中旬に北京で700μg/㎥を超えた時の状態は衝撃的でした。

 

濃い雲の上に高層ビルの頭がそそり立つ都市の写真は日本でも話題になりました。

 

700μg/㎥というのは実に日本の基準の20倍。

 

 

その冬、1月は中国の環境基準内にだったのはわずか4日間。

市内の病院では、患者がいつもの4割増に達したところもあったほどです。

 

この大気汚染状況は北京だけではありませんでした。

 

天津から中国東北地方にかけて中国全土の実に25%に濃霧が発生しました。

つまり住人約6億人に影響したことになります。

 

 

さらに2015121日は1,000μg/㎥を超えたというのですから、年々ひどくなっているわけです。

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水質汚染

中国では「七色に染められてしまった川」といえば聞こえがいいのですが、要は化学物質に汚染された河があちらこちらで見られます。

 

汚染された川は、農業用水として使われたり、農村部の井戸水や地下水に流れ込んだり、海に流れ込んだり深刻な状況にあります。

 

悪臭、異臭だけにとどまらず、地下水汚染、土壌汚染につながっているのは容易に想像がつきます。

 

 

中国政府は工場に対し、かなり厳しい規制を設けて対処しています。

確かに、各地の大きな工場はビジネスの継続のために巨額の費用を投じ対応していますが、それができる企業ばかりでもない。

 

中国各地の工業地区では重点管理をしているが広い中国です。

その周辺や村の外れや省の外れあたりには違法管理の工場や加工場も目立ちます。

 

メッキ工場、染色工場、金属加工工場などでは、すぐ脇の用水路や小川に汚染排水を垂れ流していることが多いです。

 

 

工業地帯でも知られる東莞地域。

東莞の大きな工場では大きなしっかりした排水処理設備を持っているます。

 

そんな工場もあれば下請けの家内加工業のような小さなメッキ下請けもあります。

東莞市内から車ででこぼこ道を通り4050分の郊外に行ってみました。

 

そこでは古いメッキラインがあり、洗浄工程などもあります。

 

「ここの排水はどうしているんですか?」「ちゃんとここで洗浄水の浄化処理をしています」と親父さんが答えます。

確かに濾紙に循環させて不純物を取り除いたりはしているように見ええます。

 

でも、それは工程内に再利用する部分だけ。

 

あるパイプが外に繋がっているので聞いてみました。

「このパイプに入っていっているのは排水?」

「そうだよ。これはそっちに流して捨ててる」

 

「捨ててる?」そのパイプはすぐ脇にどぶ川が流れていて、垂れ流しになっていました。

 

明らかにどぶ川は青く輝く部分やタマムシ色に輝く部分がありました…。

 

 

日本もその昔、公害問題が発生した時にはさまざまな奇形問題が発生しましたが、中国はどうでしょう。

 

例に違わず発生しているようです。

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中国環境汚染で奇形も?!

ここ30年で、中国人の肺がん発生率は激増しています。

 

なんと上昇率465%という情報もあるのですから耳を疑ってしまいます。

 

衝撃的な報道は2012年11月 サウスチャイナ・モーニング・ポストで報じたもの。

発表したのは中国衛生部。

 

 

中国で先天異常を持ったままで生まれてくる子供たちの割合が1996年の0.87%から6年後には1.53%へと大幅に上昇しているというもの。

さらに生まれて5年後までの異常発見率が5.6%。

 

こうした状況はなかなか表に出てきません。

 

つまり中国政府にとっては当然不都合なデータですから、原因究明や対策が遅々として進まないのは当然ですね。

 

 

データが表にでて、適切な対策が見えてこなければ、中国の富裕層たちは、国外へ逃げていき、逃げ場のない普通の人たちからは不満が爆発する。

中国政府にとっては死活問題です。

 

 

中国の環境汚染問題は中国一国の問題ではありません。

 

我々日本に降りかかるその影響は深刻な問題をもたらす可能性はだれもが心配ですよね。

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中国環境汚染の事態や健康被害のまとめ

今回、中国の環境汚染問題ご紹介した内容は

  1.  中国環境汚染の原因は?
  2.  中国環境汚染の実態(大気汚染と水質汚染)
  3.  中国環境汚染で奇形も?

でした。

 

 

現在、中国政府も躍起になって規制を作ったり、監視を強化したり、指導を行ったり改善に努力をしてはいます。

 

地方レベル、企業レベルでは各国との協力も行っているようです。

とはいえ、費用も巨額になるので、簡単に改善が進んでいないのが現状です。

 

 

お隣の国のこととはいえ、少なくとも何が起こっているか、関心を寄せていく必要がありそうです。

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