みょうがは園芸初心者でも育てられるし、100均で苗を購入できる。
しかもプランターでOK!と聞きチャレンジしてみたはいいものの・・
プランターでの育て方を知らずに失敗する方もたくさんいます。
それはそうですよね(^^;;
みょうがは雑草ではないので育て方を学んでからやらないと。
プランターだって大きさ、深さ、様々ですし、苗にも選び方があるんです。
あと害虫ですね。
育てる場所も向いてる場所と向いてない場所があります。
でも、ちょっと知っていれば新鮮なみょうがをたくさん収穫できますよ。
今回しっかりお伝えします。
この記事だけでみょうがの育て方に関しては全部OKなので、いつでも確認できるように今のうちにブックマークしておいてください。
では、早速学んでいきましょう〜!
みょうがの育て方〜まずは準備編〜
まずはみょうがの茎苗を用意します。
茎苗は乾燥しすぎたものやカビの生えたものは避けます。
これはホームセンターだけでなく100均で売っている事もあります。
それからプランターですね。
みょうがは乾燥に弱いので夏場は乾燥を防ぐためになるべく深いものを用意して下さい。
購入されるならサイズは520型がおススメです。
発泡スチロールの箱でも構いませんが、その場合は底に水はけ穴を開けるのを忘れないように注意しましょう。
培養土は有機質分の多い土が適しています。
みょうがを育てる場所
みょうがは日のガンガン当たるところには向きません。
塀の陰や木下など、とにかく陰になって涼しい場所に植えましょう。
ただし、注意事項がひとつ。
ベランダなどに置くことにあると思いますが、くれぐれもエアコンの室外機からの熱風が当たらないようにして下さいね^^
みょうがを蒔く時期は?
3月から4月の上旬までに。
状態の良いものをプランターに15〜20㎝間隔で、7~8㎝の深さに植えます。
植えたらたっぷり水をあげましょう。
夏場は朝夕2回の水やりをお忘れなく。
みょうがの追肥〜お手入れ方法〜
みょうがは植えてからひと月ぐらいで芽が出てきます。
そうしたら窒素成分を追肥を行います。
追肥しなくてもい大丈夫ですが、した方がたくさん収穫できますよ。
→窒素成分
手のひら大の場所に大さじ一杯程度が適量です。
すると2ヶ月ほどで葉が出てきます。
敷き藁も土の乾燥を防ぐことができるのと、根に栄養を送るために葉はとても大切です。
それから、害虫にはご注意ください。
収穫できなくなりますので。
みょうがの害虫
葉に丸い穴が開いてくることがあります。
これは芋虫が付いてしまった証拠です。
葉は食べられると、収穫が減少してしまいます。
芋虫は駆除しましょう。
葉の裏に隠れているので、お箸などで取り除いて下さい。
みょうがの収穫
やってきました収穫期。
初めの年は10月~11月に収穫できます。
収穫は花芽と呼ばれる蕾をそっと掘り出すようにします。
こちらの動画をご参照ください。
1年目は採れる量が少ないと思われるかもしれませんが、
2年目からは6月~7月から採れるようになるので落ち込まないで下さいね^^
11月頃に葉が枯れてしまうと、その年の収穫期は終わりになります。
あとは枯れた葉と茎を取り除いて少量の石灰をまいておくだけで放置してOKです。
ここまでくれば数年間収穫ができますよ。
みょうがの育て方は大丈夫そうでしょうか?
最後に、ポイントをおさらいしましょう。
みょうが育て方〜ポイントまとめ〜
今回はみょうがの育て方をご紹介しました。
ポイントは
- 茎苗は乾燥しずぎたもの、カビの生えたものは避ける。
- プランターは深めのものを選ぶ。
- 乾燥に弱いので半日向に置いて、夏場は朝夕水をたっぷりやる
- 虫が付いたらこまめに駆除
- 収穫1年目は10~11月
2年目以降は6~7月にできる - 収穫期が終わったら、葉を取り除いて少量の切開をまいて放置
でした。
ところで「みょうがを食べ過ぎると物忘れがひどくなる」なんて話があります。
実はこれってお釈迦様と深い関わりがあるのをご存知ですか?
お釈迦様の弟子に周梨槃特(すりばんどく)という人がおりました。
彼は自分の名前も覚えられないくらいの忘れん坊でした。
そして彼が亡くなった後、彼のお墓から生えてきたのがみょうがだったのです。
すると人々に「みょうがを食べると周梨槃特のように忘れん坊になる」と噂が広まってしまったとの事。
トホホ・・な説ですね(笑)
みょうがの香味は爽やかで、却って頭がシャキッとすると思いますけどね。
何事も「過ぎる」はいけませんが・・
新鮮なみょうがを自家栽培して、気力アップの香味を楽しんで下さい^^
一緒にこちらも育てるのもアリですよ。
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