古風な名前って良いですよね。
最近ではキラキラネームの流行により、逆に古風な名前が見直されています。
「うちの子は女の子なんだけど、古風で可愛い名前がつけたい」
「でも古風で可愛い名前ってどんなのがあるのでしょうか?」
確かに、例があると分かりやすいですよね!
今回は古風な女の子の名前を10個ご紹介致します。
是非参考にしてみてくださいね(*^^*)
では早速見ていきましょう!
女の子の古風な名前まとめ10選!
① 美香(みか)
「美しい香り」
美しい人に育ちそうな名前ですね。
漢字もシンプルで名前の由来が分かりやすいです。
美しいという字の語源は「大きな羊」という意味です。
よ〜く見ると、「大」と「羊」に分けられますよね?
なんで「大きな羊?」と思ってしまいますが、この羊エピソード、本当に感動的なのです。
早速ご紹介しますね!
ご存知の通り羊は草食動物で、群れで生活しています。
一番大きい羊が、その群れのリーダーになるんですね。
ある日、狼が襲ってきました。
その時リーダーがとる行動は・・・
自分の仲間たちを全員逃がすことに徹するのです。
そのために狼の群れに立ち向かいます。
たった一匹で。
羊一匹で、ですよ?
結果は見えていますよね。
狼に食べられてしまうのです。
それでも大きな羊(リーダー)は命を仲間たちのために捨てに行くのです。
その姿、まさに美しいですよね。
それが、「美」という事の語源となったわけです。
この事がついた赤ちゃんがどんな大人に育つか楽しみですね^^
② 志乃(しの)
「志」という字が入っていてとても良いです。
女性の社会進出も進んできている世の中ですからしっかり「志」を持っていかないといけませんよね。
「志」という字の上の部分、「士」には「足」という意味があります。
「足」の下に「心」とはどういう事なのでしょうか?
だって人間は「足」が一番下ですものね。
なぜこの漢字は「心」が下なのかと言うと。
「心」の向かう方向へ「足」を進める事を表しているからなんですね。
もっと分かりやすく言うと。
「心」が道になっていて、その上を「足」で進むというイメージです。
「心で決めた道を進む」これが「志」という字の語源なのです。
決めた事に対して一生懸命な娘に育ちそうですよね。
③ 真紀子(まきこ)
漢字が三文字だとそれだけで少し古風な雰囲気が出ますよね。
名前の響きも美しいです。
「真」は真実の「真」。
裏表のない素直な印象を受けます。
「紀」は「すべての始まり」という意味があるんですよ。
「紀元前」という言葉にもこの字が使われていますよね。
ご存知の通り西暦の始まりよりも前という意味です。
これからすべてが始まる赤ちゃんの命名にはピッタリな字ではないでしょうか。
素直な心で素敵な歴史を刻んでいってほしいですね。
④ 敏子(としこ)
漢字も響きも古風で可愛らしいですよね。
最近ではあまり聞き馴染みのない名前と言えるかもしれません。
ですが、この「敏」という字の事を知ったら、この名前に決めてしまうかもしれませんよ。
「敏」には「物事を素早く済ませる」や「努力する」という意味があります。
語源は女性なら意識する「オシャレ」に関するところなんですよ。
昔、髪に飾りを付け髪を大事に結っていた女性がいました。
その当時は髪に飾りつけるのは珍しくみんなにとても驚かれたんですね。
そもそも洗濯機もないし、水道も通ってないような時代ですよ。
普通は家事をこなすだけで精一杯。
オシャレにかけられる時間は限られたものだったのです。
ですがこの女性は髪を丁寧に結っているわけです。
なぜそんな余裕があったのでしょう?
その理由は家事でもなんでも、物事を済ませるのが早かったから。
ですから丁寧に髪を結う時間があったわけです。
要領良く物事を済まし、オシャレに時間をかける。
なんかカッコいいですね ^^
「敏」の左側の「毎」は髪を結う女性の象形だそうです。
右側は結っている右手を表しています。
この事から「敏子」という名前は、綺麗で要領のよい娘に育ちそうですね。
⑤ みなみ
「南」を平仮名にした名前です。
「みなみ」っていう名前可愛いですよね。
野球漫画の「タッチ」のヒロインも「みなみ」ちゃんでしたね。
こちらは漢字で「南」ですが。
南といえば方角ですよね。
地図で言えば下です。
そんな「南」の語源って分かりますか?
実はちょっとシャレの効いた語源なのですよ。
ご存知の方も多いかと思いますが南風は、南から吹く暖かい風の事です。
食物の成長にはこの「南風」が必要不可欠なんですね。
確かに、お米も春に稲を植えて、秋に収穫しますし、暖かい方が良いというイメージは沸きます。
ですから、昔の人々はこの「南風」が吹くように「南」に向かって祈っていたそうです。
皆が同じ方向を見て祈っていたのです。
皆が見る・・・・・。
「みなみ」
そういう訳で暖かい「南風」が吹く方向を「みなみ」といったのが語源だそうです。
おもしろいですね。
この名前にすれば、皆に親しまれる、心の温かい娘に育ってくれそうです。
⑥ 綾乃(あやの)
「あやの」落ち着いていて綺麗な名前です。
なんだか清楚な印象を受けませんか?
この「綾」という字。
実は「織物」が語源なんですよ。
糸と糸が複雑に入り組んで綺麗な織物ができますよね。
糸が巧みに組み合わさって綺麗になるのです。
昔は着ている服で信頼を得る事ができたと言います。
中でも「綺麗な織物」は裕福な家柄の象徴でもあったそうですよ。
「綺麗な織物」は職人の努力の結晶です。
巧みの技ですよね。
「言葉の綾」にもこの字が用いられます。
色んな意味を含む言葉の巧みな言い回しの事ですね。
この「綾」という字には複雑なものを綺麗にする力が含まれているんですよ。
この事から小さな事を積み重ねて、「綺麗な織物」のように信頼を得られる娘に育ちそうですね。
⑦ 理沙(りさ)
「りさ」。響きが良いですね。
私の知人にも「理沙」って娘がいるのですが、とてもシッカリした頭の良い娘なんですよ。
なんとこの「理沙」ちゃん会社を立ち上げて社長をしてます(*’▽’)
今回の調べで、「理沙」ちゃんがシッカリしていて頭が良い理由が分かった気がします。
「理沙」という字を見た時に、やはり「沙」が特徴的ですよね。
この「沙」という字。
物事を選択するという意味があります。
良いものと悪いものを選別していた事がこの字の語源だそうです。
目利きがきくのでしょうね。
「理」はイメージしやすいかもしれませんね。
理に適うなんて時にもこの字を使いますが、「筋道を立てる考え」という意味です。
「筋道を立てる考え」ではピンとこないかもしれませんが、要は「論理的」という事です。
「理」と「沙」を合わせると・・・。
論理的に考えて物事を選択できる。という事になるわけです。
「りさ」ちゃんという響きは可愛らしいですが、こんな知性的な意味が含まれているんですね ^^)
⑧ 愛子(あいこ)
「あいこ」と言えば歌手のaikoさんが有名ですよね。
aikoさんは本名を明かしていないので、漢字は分からないです。
出回っている情報では「愛子」説がよく上がっていますね。
しかも「愛」を歌う歌手の代表格ですしね ^^
「愛」という字はやはり素敵です。
でも語源は人間同士の愛ではないって知ってましたか?
実は一人の少女と花のお話なんです。
一人の花が大好きな少女。
来る日も来る日も大好きな花の手入れをしていたんだそうです。
話かけたり、今この花が何を思っているかを考えたりもしていたんですって。
でもある日。
花が枯れてしまったのです。
悲しみに打ちのめされる少女。
それもそのはず。
大事な物を失った時の悲しみは計り知れませんよね。
少女は祈りを捧げたりして、なんと枯れた花を蘇らせたのです。
この大切な物を思いやる感情こそが「愛」の語源だったんですね。
まさに思いやりのある娘に育ちそうな名前ですよね。
⑨ 幸子(さちこ)
わが子の幸せを祈る親御さんの想いが伝わる名前ですね。
有名な方で言えば演歌の大御所、小林幸子さんがこの名前ですね ^^
我が家では毎年大晦日といえば紅白歌合戦を見ているので、小林幸子さんのド派手な衣装はいつも楽しみにしています。
「幸」の語源は「巡り合わせ」です。
確かに幸せって何?と考えた時に、何かに出会っているような気がしませんか。
例えば家族ができた幸せ。
旦那や奥さんとの出会いですよね。
この仕事ができる幸せも、その仕事に巡り合えた結果です。
もっと身近なところで言うと「この料理おいしい!幸せ~」その料理に巡り会えたからその幸せが感じれるわけですよね。
この「幸」という字が入った娘には、良い巡り合わせがありそうです ^^
⑩ 優子(ゆうこ)
「優しい子」と書いて「優子」由来が分かりやすくて良いですよね。
古風な名前ですが今をときめくアイドルのAKB48で活躍していた大島優子ちゃんもこの名前ですね ^^
「優」の語源は「他人を思いやる人」です。
イメージ通りですね。
最近では戦争の問題やそれに伴って難民の問題も出ています。
これまでよりもより一層、「優しさ」という相手を思いやる気持ちが大切かと思います。
どんな相手に対しても、ちゃんと思いやってあげられる。
そんな「優しい」娘に育ちそうですね。
今回は古風な女の子の名前を10個お伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
漢字の語源を知ると、同じ名前でもまた見方が変わってきますよね。
気に入った漢字があったらその語源を調べてみるのもお子さんの命名に役立つかもしれません。
仮に私が名付けられる立場に立ったとしたら、確かに一文字一文字、語源は確認しておいてほしいですね(笑)
娘さんには素敵な古風な名前を付けられると良いですね。
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